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間欠冷蔵とは①

このブログを毎日約20人ほどの方々が見てくださっています。
ありがとうございます。
その中にはイチゴの夜冷設備を準備されているイチゴの生産者さんもたくさんいらっしゃると思います。
今日のブログはその方々以外の方に向けての話です。

生産者さんでない方に対してはじめにお伝えしたいことは、イチゴの実はいつ頃からできるか、そのためにはいつ頃花が咲くのかということです。
ハウスでの栽培(品種は女峰)が原則の話ですよ。
うちのようにトレーに挿し苗をして育てたものをごく普通に定植するのはだいたい9月の半ば過ぎです。
すると10月末ぐらいから少しずつ白い花が咲き出します。
11月上旬ぐらいまでに咲いた花は12月20頃に収穫のピークを迎えます。
ところがこれは5割ほどの株にしか起こらず、そのころよりも遅れて咲き出す株も多く、約80%の株に花が咲くようになるのは11月の中頃すぎになってしまうのです。、
さて、収穫ですが、11月上旬に開花した花は12月20頃にはピークを迎えます。
イチゴの生産者としてはそれを望みますが、、普通に植えているとたくさんとれ出すのは年末から年始あけとなってしまうことも多く、それでは収入的にはおもしろくない!ということになってしまうのです。

ちょっと話しがそれるようですが、イチゴはいったいいつが旬なのでしょうか?
植物的に旬なのは5月から6月だと思いますよ。
だってやや強い日射のおかげで加温をしなくてもどんどことれちゃうし、糖度も高くなるのです。
ただ、糖度が高いというだけが人間にとって一番おいしいのかという問題はありますが。
金銭的(ちょっとげすいというか生産者の心理的な)旬は12月20頃からお正月までなのですよ。
やっぱりクリスマスケーキ用のイチゴはシーズンを通してもっとも高い値がつきますし、ものすごい量が市場で動きますから。
またできれば、お歳暮や年末年始の品などに使っていただけたら・・・ものすごくおいしい需要がその10日間にはあるのです。

さて話は収穫時ということに戻ります。
その10日間にケーキ用サイズのイチゴや贈答用のイチゴをたくさん収穫するためには、自然に開花するよりはもう少したくさんのイチゴの株が早く開花してほしいと思います。
イチゴはとれ始めの時期は大粒のものばかりできますから、12月20日頃には2番果や3番果などもとれ出すピークになっていてほしいのです。
でないとケーキサイズのイチゴがクリスマスに間に合わないのです。

自然に任せるよりもう少し早くからたくさんの株で実がとれたら・・・
つまり・・もう少し早くたくさんの株で花が咲いたら・・・

そこで、人工的にもう少し早く秋をイチゴに感じさせることを始めたのです。
それには日を短く、温度を低く、(ちょっと専門的に言えば、高温・長日という花芽分化を抑制するものをはずしてやれば)ということを与える、つまり「夜冷庫」という真っ暗で低温のハウスのようなものに苗を入れる処置がなされてきました。
でも「夜冷庫」は設備費がものすごくかかる。

そこで、イチゴ生産者ならたいていは持っているイチゴを保管するための冷蔵庫を使って、イチゴに秋を感じさせ、花を早く咲かせようとする処置が「間欠冷蔵」なのです。

ああ、長くなりすぎたので、今日はここまで。
明日続きを書きます。

イチゴ生産者さんではないあなたや、できれば「間欠冷蔵」を知らないイチゴの生産者さんに読んでもらって増収入に向けて実践していただきたいのです。

なお、詳しくは「現代農業9月号」(農文協800円)のp、172~176の「間欠冷蔵」で11月上旬に8割開花(文責吉田裕一岡山大学)をご覧ください。

2012/08/30(木) | 生育状況 | トラックバック(0) | コメント(0)

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