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お客様のニーズに応えて

今シーズンの始め頃,新しいケーキ屋さんの開拓をもくろんで何店舗かセールスにまわったことがあります.
その時,あるケーキ屋さんがうちのイチゴの荷姿の写真(黄色いトレーに一段で並べてある)を見て,
「何でパックにも入れなくて手間がかかっていないのに,こんなに高いの?」
と,言われたことがあります.
さらにそのケーキ屋さんは,「イチゴってパックに入れるのが手間なんでしょう,うちのイチゴの生産者さんがそう言うから.トレーごと出荷するのって楽なんだよね.」と言い加えました.
もちろん,そんなケーキやとはご縁が全くありませんでしたが.

今何故こんなことを書いているのかというと,うちではできるだけケーキ屋さんの意向にお応えしたいがために,トレー並べには最新の注意を払ってやっていることと,うちではパック詰めの方がずっと楽な作業であることを私自身が日々しみじみ痛感しているから・・イチゴのトレー並べ作業に時間が食われるわけです.
うちのイチゴのサイズがある一定のものしか採れない時(たとえば大きめのばっかりとか小さめのばっかりとか)は心底「ごめんなさい.」をしますが,いろんなサイズが採れる季節になれば,できるだけケーキ屋さんの意向に沿うイチゴを選別してきちんとトレーに並べることを心がけます.

夫は収穫したまんまのイチゴがトレーに並べられている方がイチゴの新鮮さが損なわれないで良い,そのイチゴをどう使おうが,それはケーキ屋さんに任せればよい,等と言っておりますが,私はそれは違うと思っています.
もちろん最新の注意を払い,できるだけイチゴに圧を書けないようにして,サイズ別,品質もよくチェックしてきちんと並べていくのです.
一粒たりとも粗末にされないように,全部イチゴとして使っていただけるように心がけて並べるのは本当に時間がかかります.

それから,個人のごひいきさんのイチゴもできるだけ大粒で美味しそうなものを選んで詰めるようにしています.
果物やさんに出すイチゴもそうです.

でも,生産者ならわかりますが,どうしても品質の劣るイチゴも採れてしまいます.
下々のイチゴは最寄りの人にあげてしまいます.
ケーキ屋さんやごひいきさん,果物やさん等に仕分けして残ったイチゴは,やっぱり単価の低いところに出すことになります.
だから,直売店には自分で納得した品質なりの値段しかつけられないわけです.
もちろん,直売店にも高品質のイチゴをそれなりの値段で出すこともありますよ.

直売の大切なこと:顔の見えるお客さん,顔の見える生産者,それが最大の信頼関係につながるのだと思います.
顔が見えれば,その方のニーズに応えたいと思うのが人情ですよね.

2011/03/08(火) | 生育状況 | トラックバック(0) | コメント(0)

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